はじめに

 本を読んで、脳天や心臓を撃ちぬかれるような衝撃を受けたことがあるのは、幸運なことだと思う。たとえば、以下の7冊。

 

 

チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷

塩野七生

 

レキシントンの幽霊

村上春樹

 

「酔って候」

司馬遼太郎

 

「雲雀」

佐藤亜紀

 

「打ちのめされるようなすごい本」

米原万里

 

「犯罪」

フェルディナント・フォン・シーラッハ

 

「ハリー・オーガスト、15回目の人生 」

クレア・ノース

 

 そんな本を紹介していこうと思ったけれど、思い入れが強すぎると、なかなか筆が進まないので、肩の力を抜いて、書ける本から書いていこうと思います。よろしくお願いします。